Windows ディスクで所有者とアクセス許可をリセットする方法
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PC を新調した際に、Windows のディスクを移設したのですが、以前の無効なアカウント情報が残ってしまう状況に遭遇したので対処手順をメモします。
所有者を変更
まずは、NTFS の所有者情報を無理やりに修正します。
問題のあるツリーで管理者権限で cmd
を開き、以下を実行します。
takeown /F * /R /D Y
/R
オプションによって操作をツリーに再帰的に適用し、/D Y
で確認プロンプトをスキップしています。
ACL をリセット
所有権を修正したら、次はアクセス許可を正常化します。
続けて以下を実行し、ACL1 を初期化します。
icacls * /reset /T
/RESET
は既定の ACL にするためのオプションで、/T
は処理を再帰的に行うためのオプションです。
再帰オプションのおかげで待っているだけでサブディレクトリ含めて修正できますが、かなり強い操作をしているため、間違って変な場所に適用しないよう注意する必要があります。
アクセス制御リスト (Access Control List) ↩︎