AMD Ryzen 機で謎のハングアップが発生したら C-State Control を切れ
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どこかのタイミングの Windows Update 以降、奇妙なハングアップが発生するようになりました。全入力機器が停止し、固まった画面が残り続け、再起動やブルースクリーンは発生しないというものです。イベントログにも何も残らないので、解決に難儀していました。
GeForce RTX 3090 がお亡くなりになったのかと思いましたが、アイドル時に発生することが多かったので、違うかなと思い試行錯誤をしていました。
環境
- MSI MEG X570 UNIFY
- Ryzen 9 5950X
- 128GB RAM (Crucial)
- ZOTAC GAMING GeForce RTX 3090 Trinity
- Windows 11 Pro (23H2)
最終的な解決策
UEFI の電源設定を変更しました。節電用の機能である C-State を無効にしたところ、ハングアップは全く発生しなくなりました。
MSI のマザーボードの場合は、OC -> Advanced CPU Configuration -> AMD CBS -> Global C-state Control
を Disabled
にすることで、C-State を無効にできます。
この設定以降、このマシンでデュアルブートにしていた Ubuntu で、以前はちょくちょく発生していた再起動の異常が全く発生しなくなりました。つまり、この問題はもともと存在しており、Windows の更新によって問題を認識する機会が与えられたということです。
怪我の功名でした。