名古屋出身ソフトウェアエンジニアのブログ

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systemd を使用してログディレクトリ (/var/log/**) を自動生成する方法

systemd のサービス設定には RuntimeDirectory という、/run 以下にプログラム実行用のディレクトリを自動的に作成してくれる素晴らしい項目があります。 これの /var/log 版はないものかと思っていたところ、LogsDirectory というドンピシャなものが存在しました。私と同じことを思っていた方もいるかもしれませんし、インターネット上であまり情報が転がってなかったので、今回はこれを紹介します。 …

Unity でエディター拡張の設定をソースコードからオーバーライドする方法

Unity でエディター拡張パッケージを作成していて、パッケージ利用者がソースコードから設定(定数)を変更できる仕組みを考案しました。partial クラスを用いて実現しています。 純粋な C# スクリプトのみで動作するので、設定ファイルを読み込むロジック作成が不要になります。 Unity 以外でも、使い所はないかもしれないですが応用可能です。 …

Safari なら要素のスクリーンショットを背景透過で撮れる

Safari なら要素のスクリーンショットを背景透過で撮れる
HTML/CSS で作成したデザインをパーツごとにペイントソフトに持っていき画像編集したいという状況がありました。最近のブラウザーは要素ごとのスクリーンショット撮影機能があり、該当領域だけを正確に画像化できます。しかし、上位ノードの要素(背景)を含めずに、関係ない部分を透過で撮影する方法が分かりませんでした。 この場合、Safari を使うと、簡単に要素のスクリーンショットを背景透過で撮れます。 …

LLaMA 2 日本語モデルを CPU 実行する

LLaMA 2 日本語モデルを CPU 実行する
M2 MacBook Pro にて、Llama.cpp を使い量子化済みの LLaMA 2 派生モデルを実行することに成功したので手順をメモします。 Llama.cpp は言語モデルをネイティブコードによって CPU 実行するためのプログラムであり、Apple Silicon 最適化を謳っていることもあってか、かなり高速に動かせました。 …

ELYZA Japanese LLaMA 2 のローカル実行を試す

ELYZA Japanese LLaMA 2 のローカル実行を試す
仕事で使うかもしれないとなったので、GPU 搭載の Windows マシンで ELYZA Japanese LLaMa 2 をお試し動作させました。現時点での手順を簡潔にメモします。 …

Chrome にプロキシ設定をコマンドライン引数で一時的に適用する

SSH トンネリングで SOCKS プロキシを立てることで、社内ローカルページにアクセスする技は結構便利です。コロナ禍では、大学研究室内のページへアクセスするのにお世話になりました。 しかし、GUI でブラウザのプロキシ設定を変更する必要があり、後で戻す作業がいちいち発生する点が面倒でした。 Google Chrome (正確には Chromium)1 にはコマンドラインでプロキシ設定を一時的に適用して起動するオプションがありましたので紹介します。 …

Mypy による型チェック入門

元所属していた研究室の方が Mypy を使っているのを観測し、今はどの程度使えるようになっているのか、使用感などを体験してみることにしました。 …

autossh と systemd でリモートデスクトップ用のトンネルを永続化

外出先から家の PC を触りたいことがそこそこの頻度であり、autossh と systemd を使って SSH トンネルを永続化しました。インターネットに公開されている VPS に対して、自宅 LAN 内のラズパイから Windows PC へリモートデスクトップ用のトンネルを引き込み、外から PC を使えるようにしました。 …

Debian に Python をソースからインストールする

VPS の Debian に最新の Python をインストールする必要があり、初めて Python をソースからビルドしました。 ビルド自体は非常に簡単で、既存の Python を壊さず共存インストールまでできるので良かったのですが、依存パッケージの選定にやや苦労したのでメモを残します。 …